初めての海外両行は南半球だったので、自分が地球の反対側にいる。
という事実を受け入れるのに違和感がありました。
自分の記憶としては眠る前は北半球、ですから。
航路はヒューストン経由リマでした。
空港内でテレビで見るのと同じようにむっちりたっぷりした体型の人を目の当たりにして、本当にいるんだ、と感慨深く思ったものでした。
初めて行く異国がペルーだったのは、もしかしたらラッキーだったかもしれません。
日本と同じようにお米を食べる食文化があって、わりと馴染みやすかったです。
ただ、山の方へ行くと食事の選択肢は少なくなりチキン?ビーフ?オアフィッシュ?それも鱒でした。
一度だけアルパカを食べられると言う日があり、みんな嬉々として受け止めていましたが、私は鱒オンリーでした。
醤油が欲しい人、味噌が恋しい人、いろいろなニーズもあったと言う話も聞きますが、私は緊張していたのでしょうね、特に渇望するものはありませんでした。
とりわけ印象深いのがペルーに到着したその日に食べたプリン。
日本ならツルっと滑らかな舌ざわりなのでしょうが、ペルーのプリンはダマダマでした。
これがお下手さんなのか、こういうものなのか基本的な情報を持たないので、ペルーのプリンはこういうものと思って美味しくいただきました。
下手に価値基準を持たない方が旅をする時、特に海外では楽かもしれません。
イラスト/KACO
コメントを残す