昼でも夜でもない時間の狭間で語られる物語
白々とした夜明け前の光の中
風の通り抜ける草原に立っています
足元には地下へ続く階段を降りて行きます
階段を下り切ったところにはガラスの美しい門
ゆっくりと門が開き、中へと入っていきます
天も無く地もない空間
やがて足元がハッキリしてきました。
ガラスのプレートの上に立っていることが分かります
ガラスの円柱がいくつか並んでおりテーブルと椅子があります
テーブルの向こうには一人の好々爺が座っています
説明が無くてもわかります
この存在は地球神です
黙ってお茶を飲みながら円柱の向こうに広がる闇をみつめてます
果てしも無い闇、とそこに浮かぶ地球
地球は回転して昼から夜へ、そしてまた昼へと変わっていきます
美しい地球・・
「本当に良いのですか?」
地球神は何もしゃべりません
笑顔のままです
全部わかっている、全部受け入れている
信頼している
と言葉も無く伝わってきます
目頭が熱くなります
少し離れたところには二つの起動スイッチ
どちらかを選ばなくてはなりません
頬に一筋の涙・・・
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