スピ的な道に参入して、
3番目に与えられた課題は〈正しさ〉を手放す、と言うものでした。
これは難しかった。
何しろ若い頃の私は内気と言うか、正しい事しか言えなかったからです。
自分の気持ちを言葉にするのは恥ずかしい
そんな娘でした。

何かの役回りでだったら言える。
誰かのためになら声を出せる。
でも、自分のためだと俯いてしまう。
(ヘタレです)
これは仕事なんだから・・・
学級委員だから・・・
母親なんだから・・・
言葉を紡ぐための正しい理由が必要でした。

私はああしたい、これが欲しい、は言えない。
本当は言っても良かったのだと思います。
でも、私は言えなかった。
だから、聖なる導きが正しさを手放して純粋な自分の願いに準じなさい。
と説いた時、私はフリーズしました。
とっても心細かったです。
実践は、全身から勇気を振り絞るような深刻なものでした(笑)
出来るようになったこともあるし、そうでもない事もある。
今でも、どうしたいの?と聞かれることが苦手です。
今だから分かるけれど
正しさを手放すという訓練は直感への道を開きます。
完全に手放す必要もないでしょうが
Challengeの価値はあります。
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