佐田岬灯台付近の小さな民宿
もう一人いるわ、と気づいたその人は男性ではありませんでした。
(良かった。)
同じ階に男女一人づつは宿泊させませんよね(笑)
その人とのファーストコンタクトは深夜のお風呂。
寝落ちして、10時過ぎに目が覚めて歯磨きに行ったら、そこにいました。
その人は白髪の女性でした。
(こんな不便なところに?)
疑問には感じましたが、その時は黙っていました
翌日の朝ご飯は向かい合わせ
もう黙っていられません。
「よくこちらに来るのですか?」
と水を向けると
どうしても灯台に行きたくて、ここまで来た事
一人旅である事
路線バスと電車を乗りついで来た事、
次々と話してくれます。
ここから灯台までは車で30分くらい。
どうするのだろうと怪訝に思っていると
民宿のご主人が送ってくれる、と言う事も教えてくれました。
目が覚めるようです。
何という意志力、脱帽です。
私が同じ年齢になった時に出来るか?
もしくはやっても良いんだ。
かく在りたいと思う先輩に出会うのは心強い限りです。
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