北海道旅、最終日は洞爺湖畔の宿で目覚めました。
早朝5時頃ですかねえ、カーテンを開けると窓の外は真っ白。
本来は美しい湖面が見えるはずなのに、濃霧で何も見えません。
(あらまあ~~。)
霧の摩周湖ならぬ、霧の洞爺湖です。
湖面には何も障害物が無いですから、なお更真っ白。
なおさら霧深く見えます。
出発は午前9時、目的地は新千歳空港、途中で支笏湖立ち寄りの予定。
さあ、行けるかしら?
途中で眠くなりませんように。
いつもなら洞爺湖の畔からは羊蹄山も見えるはずなのですが、今回はお姿も見られませんでした。
残念です。
ひた走るレンタカー。
三日目なら慣れてきて、随分と楽に追い越しが・・・( ´∀` )
洞爺湖から新千歳を目指すとほぼ一直線な感じ。
楽と言えば楽です。
途中で立ち寄った支笏湖は美しいけれど、波が高くて遊覧船は欠航。
(大きな湖は波が立ちます。)
湖畔を歩いて湖を楽しみました。
湖の向こう、遠景に見える山は何と言う名前なのでしょうか?
とても、インパクトがあります。
無機質なものと言うのではなく、ちょっとカテゴリーは違いの、同じ命。
と思わせてくれる山です。
生命リズムが違うから、不動のものに見えるだけで、
人間には気の遠くなるような長い律動で生きている命を感じます。
じっと見つめていると、吸い込まれてしまいそうです。
吸い込まれて、意識を共有する・・刹那。
今、ここに戻って来る。
ハッと周りを見れば、家族連れが中良さそうに歩いています。
穏やかな夏の日です。
支笏湖ブルー、この湖の美しさをたたえてそう呼ぶそうです。
あとはまたひたすら車を走らせ
人間の坩堝の中に混ざっていきます。
霧と雨の北海道旅でした。
ドットはらい。
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