霊的な道を志すものならば、きっと一度は耳にしたことがある<永遠の今>と言う言葉。
永遠の今…それは不老不死にも近いような響きがある。
道を行くものが憧れる言葉ではないだろうか?
どれ程の精神的な高みに上れば、そこにたどり着けるのか?
どれ程の時間か必要なのか?
見果てぬ一瞬、そして夢幻。
彼方の青い鳥を求めるような気持ちだろうか?
<永遠の今>は遠い次元の彼方にあるわけでもなさそうだ。
ジョギングをする、その時の吐く息と吸う息の一瞬、
坂道を駆け上がる、その時の一蹴り。
テレビを見てだらだらと過ごす時間の一瞬。
気がつけば、いつも今、だ。
昨日や明後日に生きていたことはない。
気づけばいつも、今。
それが<永遠の今>なのかもしれない、と思うようになりつつある。
本当はいつも同じなのかもしれない
歩いてる私、あの角を曲がって次の通りを右に・・・
私はいつも同じところにいて、世界がの方が通りすぎていくだけなのかもしれない。
変わっていくのは世界の方で私はいつも同じなのかもしれない
今を体験している、だけ。
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