この星の愛の構造
この地球の愛は【無条件の愛】と【条件付きの愛】の二重構造になっています。
一つ目の愛は、自然界を統べる愛、全ての生き方を許す無条件の愛です。
喰うものも、喰われるものも、どちらの戦略も、<有り>として唯々諾々と生の在り様を見つめています。
もう一つは私たちの良く知っている【条件付き愛】です。
無条件の愛を分母にして出来上がった、分子に当たるでしょう。
自然界には、条件が無くて人間社会には条件があるなんて、面白い矛盾ですね。
無条件の愛と言う前提に立って、なお私たちは選択を委ねられています。
このように全てを受け入れる無条件の愛をバックボーンにして条件付きの愛は生まれました。
本能という条件を無効化して、得てた条件付きの愛。
「どんな風に生きるのか?何を選ぶのでしょうか?」
私たちには、ほk選択肢が与えられています。
100%の自由を得た私たちは何を選ぶ事も可能です。
野生の肉食獣のように血肉を漁る生き方も許されるし、憎い敵をも愛すると言う生き方を選ぶ事も自由も与えられています。
とにかく無条件の愛は全てを受け入れます。
完全にフリーな状態で、敢えて「あなたは何を選びますか?」と問いかけが来ます。
その答えこそが、自分は何者であるか?と言う宣言になるのでしょう。
「私はただの猿人の末裔です」、あるいは、「真の知的生命体です。」
どちらでも好きな方を、自分で選べるようになっています。
ろくでなしであろうと寵児であろうと、どちらでも構わない。全部許す、受け入れる。
だとしたら、あなたはどんな風な自分を選びますか?
これこそが無条件の愛でしょう。
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