薄暮に囁く物語27/マルベック7

昼でもなく夜でもない時間の狭間で囁かれる物語

太陽系第三惑星は自転と公転を繰り返しに宇宙の法則に準じていました

ここに降り立った<数の限られた人々>の文明は崩壊しかけていました

 通路に血の匂いが漂う事もありました

 

滅亡の臨海点まで、あと僅かと思われる時

火が出ました

残った化学薬品に燃え移り、全てを舐めつくす大火となったのです

 

誰もが逃げて行く火事の最中

火をよけながら、ガラスケースに近づく一人の人物がいました

彼女です

 

彼女は大きなガラスケースの傍まで来ました

彼の体は失われ頭部のみが原生動物に繋がれてケースの中で生きていました.

瞼は閉じられ、もう眼差しを交わすこともありません

 

燃え盛る炎の中で、もう一つ人影が近づいてきます

両手に人体の一部を抱え、口元は血に染まっています

それは最高司令官の成れの果てでした

既に、自我は消えているようです

 

炎と煙の間から二人の女性は、互いを認めました

一人は獲物として相手を認識し、もう一人は敵として認識しています

 

狂人のようになった最高司令官が彼女につかみかかったその時に

彼の入った大きなガラスケースがはじけるように割れました

マウンティング態勢を取っていた最高司令官の全身にガラス片が突き刺さり絶命しました

彼女は司令官を盾にする形になり、軽傷で済みました

 

あたりを見渡すと彼が床に投げ出されていました

彼女は彼に駆け寄り、抱きかかえたい体は違う生き物、人間でさえありません

彼女の目に涙が溢れて・・・

大火は一晩で全てを炭に変えました

異星からの来訪者【数の限られた人々】がいた証を全て消したのです  

生き残った人々とハイブリッド実験体は森に入っていきました

 

もう組織も義務もなく、その日を生き延びるだけ

長い時間が経って、この星に最初の文明を灯りをともすようになりました

  昼でもなく夜でもない時間の狭間で語られたおとぎ話

遥かな宇宙の話です

 

 

 

 

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プロフィールなのですが、自分の事を書くのは気恥ずかしくて苦手です 人生を振り返ると大きく二つに分けられれると思います それは結婚前(ホワホワしてる♡)、結婚後(まさに修行) 結婚する前は何のかんの言いながらも平和に暮らしていました 自身を深く探る事も無く、人生は夢に溢れ、両親は世界で一番良い人だと思っていました 結婚は魂の目覚まし時計が鳴るような一大イベントでした 成人した時に母からこんなことを言われていました↓ 「25歳までは好きにさせてやる、周囲の誰も不幸にしない結婚をしなさい」 25歳を過ぎたらお前に自由は無い、お前の結婚は家族(母)のためだ、と言う事ですよね、恐ろしい母親 結婚は私を社会から切り離し、家族と言う牢獄に押し込める陰鬱なものでした 結婚して7年間が一番暗い闇の時間でした それは私の心の中に神を失っていたからです、結婚が決まる少し前私は失恋をしていました それはものすごくショックな出来事で、神に責められるのが恐くて、私が神を捨てました 神を信じない周囲の人々に混じって彼らのように暮らせば幸せになれる、と自分に言い聞かせました 実際は違いました、全体とのつながりを失った個人は狙われるものです、エネルギーを捕食したい輩から見たら格好の獲物です、潜在能力が高ければ尚更です 結婚して7年目のあの時私は自分を取り戻しました、そして神様とも仲直りしました (宗教の神ではないですよ、自然な信仰に元ずく神です) 自分を取り戻した時目に映ったのは、嫌いなものに囲まれた自分、もう人生の大きな選択は全てなされ、自分で決められるのは死に方だけに思えました なんて事をしたんだ、と自分が許せなかった、自分が嫌いになり誇りも持てず、何の価値もない人生とあざ笑ってしまいました、でもこのまま餌食にされるのはごめんです どうしたら、状況を変えれるのか?生活の全体を見つめました 引っ越そうが、資金を作ろうが彼らには勝てない、勝っても追いかけて来ると痛感しました、彼らに勝つためには精神のレベルを上げていくしかない それからは<私を食い物したい輩>と<それはお断りですという私>の闘いです 一つ心が強くなると引き戻され、また立ち上がる、その繰り返しでした でも逆を言えばそれが訓練になり私を強くしました 私は現実世界に取り組むというよりも内面を整える事で道が開いていくタイプでした 自分の傷に向き合い、内面を整えていくとスーと道が開きそこを歩いて行きます メンターも次々に現れ、リレーをするように私を導いてくれました レイキ、ヒーリング、フラワーエッセンス、ヒプノetc 特にヒプノは私に合っていました 時間を超える事は容易で、 現世だけでは解決できないトラウマを溶かすためにとても役に立ちました そして最後に残った過去生の最も重いトラウマはリーディングと言う高次元から情報を得る手法によって昇華することが出来ました 自身の精神性が高まるにつれ輩は力を失い消えていきました エネルギーは高いところから低いところに流れていく、逆流はあり得ないのです 自己を回復させていくプロセスは私に巡礼の旅という一貫したテーマを与えてくれました 礼文島から与那国島まで点々と、海外はイギリスやペルー、エジプトにも導かれるままに行きました 諦めたのは南極だけ、移動ルートの確保が出来なかったのです、代わりにハワイへ行きましたっけ( ´∀` ) その旅も2025年に満了、カウントダウンの美しい花火と共に終わりました これからは新章突入です もし私の人生を通して、言える事があるとしたら 【諦めないこと、諦めなければ勝てる、そして高次からのサポートは必ず得られる】 【精神的な道のりは急がば回れ、時に危険な道が突破口と言う事もある】 あなたの人生に幸あれ♡