青い鳥のお話では、青い鳥は遠い何処かにいるのではなくて
身近にいるという話でしたよね
ごく常識的な話でまとめると地獄も同じです
宇宙の果てや地の底にあるのではなく、私たちの内側にあります
地獄は人間が作り出すもの?
特に全体性から切り離された自己中な善意の中
肥大したエゴが作り出すと思います
実話なのですが
私が暮らすコミュニティの一隅に一人暮らしのおばあさんがいました
私が異変に気付いたのはおばあさんの家の近くを通るといつも猫の声がするからでした
甘える声でもなく、怒っているわけでも無く
必死に助けを求めていました
(切なくなる声です)
変だと思った私は動物保護のボランティアをしている女性にその話をしました
そしたら、彼女は翌日にはその家を訪問したのです
何と言う行動力でしょう
HEROはごく普通の人、出来る事から始める人
おばあさんから現状の聞き取りをし、猫の様子を確認しました
話に聞くとそのおばあさん野良猫を放っておけなっくて見つけると家に連れ帰っていたそうです
家の中に猫30匹、外のケージに猫が20匹だったかな?
家の中では一階と二階で雄雌を分け
おばあさんはお風呂で寝ていたとか
外飼いの猫は、あの移動用のキャリー入れられて、身動きもままならず
近所の人が保健所に通報しても、人を襲うわけでは無いので対処が出来ないと言われ
周囲も閉口していたそうです
ボランティアの女性はまずは外飼いの猫を救出
ボランティア同士で面倒を見始め里親を探し家族を作ってあげる
家の中の猫を・・と思ったら、
老婆が作り出した地獄は無残だった
おばあさんがそこまではと言うので、それ以上はしなかったと言っていました
でも、高齢のおばあさんが面倒を見切れるはずもなく
トイレも無い、ご飯もろくにない
雄雌を分けたと言っても、子どもは生まれる
生まれた子どもはオス猫に食べられる
地獄絵だったそうです
一番怖いなと思ったのは外飼いの猫たち
何度猫を入れても、入れた猫が全部死んでしまうキャリーがあったそうです
陽も当たらない暗い所に置かれたキャリー
ダニの天国だったとか
まさに血を吸われて衰弱死
このおばあさんは自分は良い事をしていると思っていたそうです
可哀そうな猫を保護していたと思っていた
まさか虐待・・とは微塵も思わなかった
ボランティアの女性が里親に引き取られ猫の写真を見せたそうです
気持ちの良い部屋で丸くなる猫の姿、見違えるような絵
その写真をおばあさんは無言で見ていたそうです
人間が作る地獄ってこんな事なのではないでしょうか?
新年早々、こんな話で申し訳ないのですが
久々にそのおばあさんを見てしまって・・・
気持ちよさそうに玄関に座っているおばあさん
家の中がどうなっているのかは、知らないけれど
猫の声は聞こえなくなり、庭先にあったキャリーも無くなっていました
異次元のどこかには本物の地獄もあるのかもしれないけれど
人間が作り出す地獄もある、と言う事です
その危険性は多分全員にあると思う
自分を客観的に把握できるか?
生命への敬意はあるか?育む気持ちがあるか?
それは常に問いかけて行きたいですね
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