薄暮に囁く物語19/地球の履歴書

昼でもなく夜でもない時間の間で語られる物語

白い孔雀のような鳥が舞い降ります

 

(地球の履歴書を探しなさい)

(その本は薔薇が1輪描かれた美しい装丁の本です)

そう言い終わると鳥は天高く舞い上がり消えていきます

さて、どこを探せば見つかるのでしょう

山を探しても、海を探しても

表紙にバラの描かれた本は見つかりません

 

三日月型の海岸で座り込んでいるとカエルさんが傍に来て

「その本は宇宙図書館にある」

と耳打ちします

 

満天の星空を見上げると、星星が招くかのようです

星の海を船で渡り、宇宙図書館に到着

静かな午後の日差しがさす、明り取りの窓

整然と分類された沢山の本

 

【天の川銀河】科

【太陽系】目

【惑星】地球

 

にこれなのでしょう

手を伸ばして、本を手に取ろうとすると

 

差し出した指先からすう〜と、違う手が伸びて本を取り上げました

体の中をすり抜けてそれは遠ざかって行きます

チラッと目にとまったのは本の表紙

美しいバラの絵が描かれています

 

遠ざかっていく人影と見えるものは少し人に似ているけど、人では無いもの

大切そうに本を抱えています

 

これはどういうことなのでしょう?

地球の歴史に興味のある誰がいる、と言うことでしょうか?

 

いつの間にか、

手の中に小さな光輝く小石の入った小箱がありました

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ABOUTこの記事をかいた人

ようこそ、いらっしゃいませ。あなたが来てくれてうれしいです 振り返ってみると幼い頃の記憶は幼稚園の入園式から、それ以前はあやふやです。小学生の頃の夢は宇宙飛行士、中学生の頃は漫画家。けど誰にも言えなくて、もっと現実的な美術系の学校に行くことにしました。 でも、大学受験コケました。合格圏にいたはずの4年生大学を面接で失敗、その年は補欠の繰り上がりも無く、あえなく短大へ。人生の厳しさを知った春でした。ショックだった。でも今思うと、それは必然だったと思う。だって、その短大に行かないと出会えないと言う人が未来で待っていたから。いわゆる前世の恋人。 前世をトレースするかのように恋をして、同じように破局しました。私としては成就させたかったのだけれど・・ ここでも、ショックでフリーズした私を見逃さなかったのが実の母。 失恋の痛手で自己愛も自尊心も遥かにゼロに近くなっていた私は母の言いなりに見合いをして結婚してしました。 そこからが魂の修行の日々、過酷だったあ。 結婚して7年間は本当の自分を箱に入れて、母の言いなり、お人形のような生活に甘んじました。 7年目の早春、はっと我に返って唖然としました。 嫌いなものを黙って受け入れた人生は、大嫌いなもので満ち溢れていました。ウンザリしました。乳飲み子を含む三人の子どもがいて、介護一歩手前の祖父母がいて、しがみついて話さない母親、好みじゃない夫。 ここから私がもともといた場所までは遥かに遠い、地の果てまで飛ばされたかのようです。 ここから自分を取り戻していく泥沼を歩くような人生が始まりました。 手始めに人生で初めて母に「NO!」と言い、ついでに夫にも「これ以上子どもは生まないから。」と言いました。 弱い、と思っていた存在が逆らうと、ハチの巣を突っついたような気分になるようで、二人からの風当たりは強くなりました。 それでも後戻りする気はないし、前進あるのみ、心理学を学び、精神世界へ足を踏み入れました。そのうち直観力も自然に身につき、良きメンターに巡り合いました。 今思えば敵と思っていた存在が一番のメンターだったかもしれない。彼らがいなくて、ただの幸せな人生だったら、ここまで来なかった。 今、使命を実行できるのも彼らのおかげです。この場を借りて「ありがとう」