薄暮に囁く物語15/選択の時

昼でも夜でもない時間の狭間で語られる物語

白々とした夜明け前の光の中

風の通り抜ける草原に立っています

 

足元には地下へ続く階段を降りて行きます

階段を下り切ったところにはガラスの美しい門

ゆっくりと門が開き、中へと入っていきます

 

天も無く地もない空間

やがて足元がハッキリしてきました。

 

ガラスのプレートの上に立っていることが分かります

ガラスの円柱がいくつか並んでおりテーブルと椅子があります

テーブルの向こうには一人の好々爺が座っています

 

説明が無くてもわかります

この存在は地球神です

 

黙ってお茶を飲みながら円柱の向こうに広がる闇をみつめてます

果てしも無い闇、とそこに浮かぶ地球

 

地球は回転して昼から夜へ、そしてまた昼へと変わっていきます

美しい地球・・

 

「本当に良いのですか?」

地球神は何もしゃべりません

笑顔のままです

 

全部わかっている、全部受け入れている

信頼している

と言葉も無く伝わってきます

 

目頭が熱くなります

少し離れたところには二つの起動スイッチ

どちらかを選ばなくてはなりません

 

頬に一筋の涙・・・

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ABOUTこの記事をかいた人

ようこそ、いらっしゃいませ。あなたが来てくれてうれしいです 振り返ってみると幼い頃の記憶は幼稚園の入園式から、それ以前はあやふやです。小学生の頃の夢は宇宙飛行士、中学生の頃は漫画家。けど誰にも言えなくて、もっと現実的な美術系の学校に行くことにしました。 でも、大学受験コケました。合格圏にいたはずの4年生大学を面接で失敗、その年は補欠の繰り上がりも無く、あえなく短大へ。人生の厳しさを知った春でした。ショックだった。でも今思うと、それは必然だったと思う。だって、その短大に行かないと出会えないと言う人が未来で待っていたから。いわゆる前世の恋人。 前世をトレースするかのように恋をして、同じように破局しました。私としては成就させたかったのだけれど・・ ここでも、ショックでフリーズした私を見逃さなかったのが実の母。 失恋の痛手で自己愛も自尊心も遥かにゼロに近くなっていた私は母の言いなりに見合いをして結婚してしました。 そこからが魂の修行の日々、過酷だったあ。 結婚して7年間は本当の自分を箱に入れて、母の言いなり、お人形のような生活に甘んじました。 7年目の早春、はっと我に返って唖然としました。 嫌いなものを黙って受け入れた人生は、大嫌いなもので満ち溢れていました。ウンザリしました。乳飲み子を含む三人の子どもがいて、介護一歩手前の祖父母がいて、しがみついて話さない母親、好みじゃない夫。 ここから私がもともといた場所までは遥かに遠い、地の果てまで飛ばされたかのようです。 ここから自分を取り戻していく泥沼を歩くような人生が始まりました。 手始めに人生で初めて母に「NO!」と言い、ついでに夫にも「これ以上子どもは生まないから。」と言いました。 弱い、と思っていた存在が逆らうと、ハチの巣を突っついたような気分になるようで、二人からの風当たりは強くなりました。 それでも後戻りする気はないし、前進あるのみ、心理学を学び、精神世界へ足を踏み入れました。そのうち直観力も自然に身につき、良きメンターに巡り合いました。 今思えば敵と思っていた存在が一番のメンターだったかもしれない。彼らがいなくて、ただの幸せな人生だったら、ここまで来なかった。 今、使命を実行できるのも彼らのおかげです。この場を借りて「ありがとう」