時のはざまの薄暮の頃に囁く物語 昼下がり、書斎で寛いでいると大地の精霊が訪ねてきました。 幼稚園生くらいの大きさのカエルさんです。 カエルさんが先導して、地下へと降りて行きます。 いつの間にかエスカレーターに乗っています…
薄暮に囁く物語5/夜を司るもの

時のはざまの薄暮の頃に囁く物語 昼下がり、書斎で寛いでいると大地の精霊が訪ねてきました。 幼稚園生くらいの大きさのカエルさんです。 カエルさんが先導して、地下へと降りて行きます。 いつの間にかエスカレーターに乗っています…
夕闇が深くなったオリャンタイタンボの山道。 オレンジ色のヘッドライトが無数に輝き、その間を列をなした人の群れが点々と歩いていきます。 列車に乗っていた人はほぼ降りました。 私達の先頭を歩くのは、日系の観光ガ…
アセンション後の世界、いわゆる5次元世界では 過去の常識、価値観はことごとく崩れていくそうです。 特に愛の領域では激しいと聞きます。 この世界で数々のドラマを生み出した『情』と言う感覚。 これは骨董品並みの扱いになりそう…
早朝、まだ太陽が現れない薄暮の頃に囁く物語 この日本列島の何処かに、一つの小さな沼があります。 その沼は海水と淡水の入り混じる稀なる水源と言われています。 その湖底の更に奥深い地底には、古の龍の宮があるそう…
昼でもなく夜でもない刻の間に語るお話です。 日本列島の地下深く、さらに深い地底。 深い崖があります。 崖はどこまで深く地底へと続いています。 崖の側面はキノコ畑です。 この畑が豊穣か否かが地上…
ペルー旅の中盤、マチピチュ村に一泊しての帰り道。 陽気な観光列車に乗ってオリャンタイタンボ駅へ移動です。 車内は平和ですよ。 出発すると音楽と踊りが始まり、ちょっとした和気藹々の、パーティータイム。 そして…
薄暮の向こうに広がる虚無の世界。 龍の背に乗って、雲の波を越えて行く。 無限の空間に浮かぶ一つの門。 それを越える。 浮かび上がる小さな黒い天体 降下していく。 抵抗は一切ない。 ガラスのケースの中で女性が眠っている。 …
空は白々としてきたけれど、太陽はまだ地平線に上がってきていない。 そんな昼でもなく夜でもない時に語るお話 古い古い、そして大きな大聖堂の地下。 誰も知らない階段を下りて行きます。 空気はカビ臭く、灯りは手にした蝋燭だけ。…
春の筍、夏の玉蜀黍、食べ物に旬があるように、物事にも満ちて退いていく旬があるようです。 今回ペルーまではるばる行って、そう思いました。 旬を外したなと思う理由 いろいろありますよ。 なぜ、そう…
梅雨入りしたと思ったら、一気に暑くなりましたね。 紫陽花も枯れそうな暑さがたまりません。 そう言えば、子どもの頃、 来年の話をすると鬼が笑う、と聞いた気がします。 だとすると、この間の私は良い…