沖縄におけるヒエラルキー構造、笑っちゃうわあ

晴天の気持ちいい沖縄を旅していた私が、

ビーチとプールの、バカバカしいランク付けに気づいたのは、こんなきっかけからでした。

 

それはスパのドタキャンが切っ掛けだった。

沖縄でスパタイムと予約しておきました。

そしたら、明日が予約の日ですよ。

と言う予約の前日になってドタキャンになりました。

 

店から四月に閉店しました、とお知らせが入ったのです。

コロナの後の、今ですから色々あるのでしょう。

閉店だって・・南無。

 

話を聞いていてフリーズする私にホテルの人が代案を提供。

「お詫びとしてうちの<お高級>プールを使って下さい」

 

普通はトップランクの予約のお客様しか入れないお特別のプールらしいのですわ。

そうですか、ではそれで手を打ちます。

という流れに乗っかってプールの入場権利を得たわけです。

せっかく得た権利なら使ってみましょう

とは言ってもねえ。

一瞬、本気で泳ぐ?

とか思ったんだけど水着もゴーグルも持ってきてないし。

 

聞けばそのプールは夕陽が綺麗らしい。

せめてプールサイドでくつろぐかぁ、

と、夕食後に行ってみました。

行ってみたら、ホントに沈む夕陽は美しかった。

水面が鏡面になって、その効果たるや抜群!

でも、狭・・お風呂?って感じ。

本気スイミングは端から無理だった( ´∀` )

 

ちょっと待て!これはプールのピラミッド?

見下ろせば、下にもう一つプールがある

遠くにはビーチが見える。

へええ、こんな感じなんだ。

一点透視法で絵の中に入ったみたい。

 

ビーチとプールがよく見えること

「へえ、こうなっていたんだ。ピラミッド構造がはっきりわかる。」

へえ・・・一番上から見下ろすから分かるけど

そうでなかったら見ても意味を理解できなかった、と思う。

 

分かる人にだけ解るようになってるんだ。

Baseはもちろん海、満々たる海。

そこにブイで境界線を引いて遊泳ゾーンを作る。

そしてビーチ、

野外プールが続き

最高位に冠するのが、私が入られてもらったお特別プール。

魔法にかけられたような階段ピラミッド

しかも海から離れる事に人間社会で価値は上がるけど、どんどんちゃちになっていく(笑)

これ、実は逆転してんじゃないの?(笑)

 

天然の資源から遠くなるほど、人間社会での貴重性が上がる。

いかにおままごとか、解るよね(笑)

そしてこのピラミッド、少し離れて全体を見た方がより分かりやすい。

ただ上から見ただけじゃ、魔法は解けないと思うな。

自分たちはお特別と満足して見下ろすだけだろう。

 

魔法にかけられる沖縄の海かあ

リゾートだからそれも良いけど、どこか冷静に知っている自分もいると良いなあ。

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ABOUTこの記事をかいた人

ようこそ、いらっしゃいませ。あなたが来てくれてうれしいです 振り返ってみると幼い頃の記憶は幼稚園の入園式から、それ以前はあやふやです。小学生の頃の夢は宇宙飛行士、中学生の頃は漫画家。けど誰にも言えなくて、もっと現実的な美術系の学校に行くことにしました。 でも、大学受験コケました。合格圏にいたはずの4年生大学を面接で失敗、その年は補欠の繰り上がりも無く、あえなく短大へ。人生の厳しさを知った春でした。ショックだった。でも今思うと、それは必然だったと思う。だって、その短大に行かないと出会えないと言う人が未来で待っていたから。いわゆる前世の恋人。 前世をトレースするかのように恋をして、同じように破局しました。私としては成就させたかったのだけれど・・ ここでも、ショックでフリーズした私を見逃さなかったのが実の母。 失恋の痛手で自己愛も自尊心も遥かにゼロに近くなっていた私は母の言いなりに見合いをして結婚してしました。 そこからが魂の修行の日々、過酷だったあ。 結婚して7年間は本当の自分を箱に入れて、母の言いなり、お人形のような生活に甘んじました。 7年目の早春、はっと我に返って唖然としました。 嫌いなものを黙って受け入れた人生は、大嫌いなもので満ち溢れていました。ウンザリしました。乳飲み子を含む三人の子どもがいて、介護一歩手前の祖父母がいて、しがみついて話さない母親、好みじゃない夫。 ここから私がもともといた場所までは遥かに遠い、地の果てまで飛ばされたかのようです。 ここから自分を取り戻していく泥沼を歩くような人生が始まりました。 手始めに人生で初めて母に「NO!」と言い、ついでに夫にも「これ以上子どもは生まないから。」と言いました。 弱い、と思っていた存在が逆らうと、ハチの巣を突っついたような気分になるようで、二人からの風当たりは強くなりました。 それでも後戻りする気はないし、前進あるのみ、心理学を学び、精神世界へ足を踏み入れました。そのうち直観力も自然に身につき、良きメンターに巡り合いました。 今思えば敵と思っていた存在が一番のメンターだったかもしれない。彼らがいなくて、ただの幸せな人生だったら、ここまで来なかった。 今、使命を実行できるのも彼らのおかげです。この場を借りて「ありがとう」