お店はさぞや賑やかな街の中心街にあるのだろう。
と言う私の想像を裏切って、辿り着いたところは?
めっちゃさび・・静かなところ(札幌の外れかな)。
17:30ですでに通りに人がいない。
ここからさらに10分ほど歩くようです。
街中だけど、人がいない。
ナビが大通りから細い道へ入れと言っている。
不安・・・・
今はまだ明るいから良いけど、帰り道は誰もいない道?
山の中ではないけれど・・街中も恐い。
到着したようです。
それらしい店も、他の店も見当たらず。

建物は並んでいます。
でも、住宅とは限らないような作り。
(ホントにここ?)
店の横にはゴスロリファッションの女の子たちが集まっています。
(寿司とは相いれない感じ)
と思っていると、女の子たちはさらに奥にある建物に吸い込まれていきました。
店内の見えない扉が鮨屋の存在を示します。
バーの看板のような正方形の看板に鮨屋の屋号がありました。
これが寿司屋の看板かあ。
これもところ変わればなのだろうか?
(女の子のいる夜のお店みたい、)

大丈夫なんだろうか?
(ちゃんと帰れるお店なのかな?)
勇気をもって扉を開けます。
店の中は明るい。
普通に寿司のカウンターがあって、鮨屋らしい店主がいました。
カウンターに席は六つ。
次々に客が入ってきて満席。
18:00になると、食事がSTART。

12の瞳がたった一人の寿司職人さんに注がれます。
ここからエンターティメントショー!
鮮やかな包丁さばきが舞い踊る。
三つぐらい前菜のような品がだされました。
その中にワサビを使ったものがあって・・
私は泣いた。
マジに涙が出た。
大陸のワサビなのかな?
寿司ネタが出される間の隙間時間にぐるっと店内を見渡すと

(あら?・・白木と思っていたら合板だわ)
(カウンターもとりあえず二枚の板をくっつけましたって感じの合板、ヒノキじゃない。)
気が付くと、すっごく簡単な内装。
変な感じ
(北海道の人は固定資産にお金をかけないのかしら?)

寿司は文句のつけようも無く美味しいのに。
部屋の設えとのギャップがありすぎ。
たとえて言えば、お祭りの屋台で、フランス料理を出されたようなぎくしゃく感。

デザートも洒落てて、水出しコーヒーとチーズケーキ
これも手を抜いてない最高のお味、手を抜いてるのは室内装飾だけ。
凄いわあ。
お寿司は美味しかった。

平素、一人で鮨屋に入るとかないので
なお更、目新しくて面白い。
18:00に始まって、20:00にはさ~と全員帰る。
たった二時間の営業時間。
ついコストパファーマンスとか考え始めちゃう下世話な私でした。
面白、美味しい北の味( ´∀` )
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