銀河の彼方の物語


はるか昔、銀河の外縁部に小さな青い惑星がありました。

まだ若い、その惑星に文明の形跡はほとんど無く、夜の部分は闇そのものでした。

惑星には広大な牧場があります。

地平線まで続く草原は、管理された牧草地です。

 

中には野生の動物が放牧されています。

その生き物は二足歩行が可能のようです。

 

いわゆる、人間牧場です。

 

人のようであって、人ではない?

エイリアンとの人工交配によって作られた人間もどきでした。

その人々の延髄の先端には尻尾の痕跡があり、そこにコントロール装置が埋め込まれていました。

この装置は生まれてある程度の頃に外科的措置によって付けられます。

人が牛につけるマーカーみたいなものです。

それは脊髄に直結し、そのまま脳に電気信号を伝える事が出来ます。

【恐怖】です。



ルールを破ると電気が、流れる。

自身で制御できない、理解も出来ない、強烈な痛みは本能的な恐怖ではなく

想像上の恐怖を創り出し、圧倒的な力を奮います。

 

親の恐怖を子どもは学習する、何世代かするうちに恐怖は真実になりました。

この惑星の人工生命体は恐怖に従う事を学びました。

虚偽であることと見抜いたものは、牧場の外へ追放です。

恐怖が残るにつれ、人間もどきは宇宙の律動からも惑星との共鳴からも孤立するようになりました。

長い時間が経ち、この青い惑星で人類(人間もどき)の繁栄は二度目だそうです

今もこの人間もどきは全体から切り離された幻影の中で、際限のない恐怖の夢を見ているとか?

思い出せば、恐怖は消えるのにそれさえ、それさえ気づかない。

 

自分も宇宙が育んだ生命の一部だという事

全体の流れの中にある事、繋がっている事

悟ればいいのに、時間が経ちすぎたのでしょうか?

難しいそうです

 

 

 

 

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【猛暑だから、飛んで鹿児島】

 

 

 

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ようこそ、いらっしゃいませ。あなたが来てくれてうれしいです 振り返ってみると幼い頃の記憶は幼稚園の入園式から、それ以前はあやふやです。小学生の頃の夢は宇宙飛行士、中学生の頃は漫画家。けど誰にも言えなくて、もっと現実的な美術系の学校に行くことにしました。 でも、大学受験コケました。合格圏にいたはずの4年生大学を面接で失敗、その年は補欠の繰り上がりも無く、あえなく短大へ。人生の厳しさを知った春でした。ショックだった。でも今思うと、それは必然だったと思う。だって、その短大に行かないと出会えないと言う人が未来で待っていたから。いわゆる前世の恋人。 前世をトレースするかのように恋をして、同じように破局しました。私としては成就させたかったのだけれど・・ ここでも、ショックでフリーズした私を見逃さなかったのが実の母。 失恋の痛手で自己愛も自尊心も遥かにゼロに近くなっていた私は母の言いなりに見合いをして結婚してしました。 そこからが魂の修行の日々、過酷だったあ。 結婚して7年間は本当の自分を箱に入れて、母の言いなり、お人形のような生活に甘んじました。 7年目の早春、はっと我に返って唖然としました。 嫌いなものを黙って受け入れた人生は、大嫌いなもので満ち溢れていました。ウンザリしました。乳飲み子を含む三人の子どもがいて、介護一歩手前の祖父母がいて、しがみついて話さない母親、好みじゃない夫。 ここから私がもともといた場所までは遥かに遠い、地の果てまで飛ばされたかのようです。 ここから自分を取り戻していく泥沼を歩くような人生が始まりました。 手始めに人生で初めて母に「NO!」と言い、ついでに夫にも「これ以上子どもは生まないから。」と言いました。 弱い、と思っていた存在が逆らうと、ハチの巣を突っついたような気分になるようで、二人からの風当たりは強くなりました。 それでも後戻りする気はないし、前進あるのみ、心理学を学び、精神世界へ足を踏み入れました。そのうち直観力も自然に身につき、良きメンターに巡り合いました。 今思えば敵と思っていた存在が一番のメンターだったかもしれない。彼らがいなくて、ただの幸せな人生だったら、ここまで来なかった。 今、使命を実行できるのも彼らのおかげです。この場を借りて「ありがとう」