私(あなた)は鏡かもしれない、あなた(私)を映し出すための

一人で旅をするのが好きと言うわけではないけれど、

結果的にひとり旅を良くします。

 

ある時、珍しく団体ツアーでイタリアに行きました。

10数人の構成名盤バーの内、ひとり参加は私ともう一人の女性。

他はそれぞれ家族で参加、パートナーと参加でした。

旅も中盤になった頃、ヴェネチア当たりだったかな?

家族と一緒に来ていた同世代の女性と、何気ない話をしていました。

私が子どもたちの話をすると

その方は驚いたような表情になり

「えっ?、お子さんがいらっしゃるの?」

お一人様じゃなかったの?」

 

最初何を言われているのか、理解できなかったけど・・

何となく伝わる、失礼な感じ

 

彼女はハッとしたような顔をすると急にうつ向いて、その場を去っていきました。

私は鳩が豆でっぽうを喰らった体で見送ったのですが

 

後になって、その人の内面を想像してみると、

その女性は私を独身一人旅と勘違いして、勝手に見下していた?

私を憐れんでいたかもしれない。

 

でも、私が結婚していて、子どももいてその上で一人で来ている。

と理解した途端に、何かが逆転した!

という辺りでしょうかねえ???

 

で、そんな事があっても、私は変わらず一人旅を続けていました。

沖縄に行った時の事です。

那覇空港について、レンタカーで爆走。

斎場御嶽の傍の小さな民芸品屋さんに入りました。

かわいらしい陶器が並べられていて、小さなお皿を二枚買いました。

荷物にならないように、重量を考えて選びました( ´∀` )

レジで世間話に花が咲いて

一人で沖縄に来ていると言うと・・

 

「格好いい♥️」

ですって、ありがたい言葉です♡

 

同世代の女性です。

憧れの眼差しを向けられると、ホワホワしてしまいます( ´∀` )

 

私的には当たり前のことをやってるだけなのですが

それを誉めてくれる人がいるのは嬉しい事です。

 

イタリアで一緒だった女性は一人旅ゆえに私を侮り、

沖縄であった女性は一人旅ゆえに憧れを感じてくれた。

見る人によって私への評価が変わる。

私は何一つ変えてないのに。

 

こんなものかもしれないですね。

他人の評価って、私をどうこう言っているようでいて、

実は・・・本人の視点、立ち位置を現しているだけかもしれない。

 

私はそれを映し出して見せてあげている鏡、と言えなくもない。

そう思いませんか?

 

私たちはついつい、他人にどう思われるか?を気にしてしまいます。

さらにそれを軸に行動してしまったりもするけれど、

それもちんちくりんな話なのかもしれませんね。

 

私を変な風に言う人は、その人が変なのだ、

くらいに思っていて、ちょうど良いのかもしれません。

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

ようこそ、いらっしゃいませ。あなたが来てくれてうれしいです 振り返ってみると幼い頃の記憶は幼稚園の入園式から、それ以前はあやふやです。小学生の頃の夢は宇宙飛行士、中学生の頃は漫画家。けど誰にも言えなくて、もっと現実的な美術系の学校に行くことにしました。 でも、大学受験コケました。合格圏にいたはずの4年生大学を面接で失敗、その年は補欠の繰り上がりも無く、あえなく短大へ。人生の厳しさを知った春でした。ショックだった。でも今思うと、それは必然だったと思う。だって、その短大に行かないと出会えないと言う人が未来で待っていたから。いわゆる前世の恋人。 前世をトレースするかのように恋をして、同じように破局しました。私としては成就させたかったのだけれど・・ ここでも、ショックでフリーズした私を見逃さなかったのが実の母。 失恋の痛手で自己愛も自尊心も遥かにゼロに近くなっていた私は母の言いなりに見合いをして結婚してしました。 そこからが魂の修行の日々、過酷だったあ。 結婚して7年間は本当の自分を箱に入れて、母の言いなり、お人形のような生活に甘んじました。 7年目の早春、はっと我に返って唖然としました。 嫌いなものを黙って受け入れた人生は、大嫌いなもので満ち溢れていました。ウンザリしました。乳飲み子を含む三人の子どもがいて、介護一歩手前の祖父母がいて、しがみついて話さない母親、好みじゃない夫。 ここから私がもともといた場所までは遥かに遠い、地の果てまで飛ばされたかのようです。 ここから自分を取り戻していく泥沼を歩くような人生が始まりました。 手始めに人生で初めて母に「NO!」と言い、ついでに夫にも「これ以上子どもは生まないから。」と言いました。 弱い、と思っていた存在が逆らうと、ハチの巣を突っついたような気分になるようで、二人からの風当たりは強くなりました。 それでも後戻りする気はないし、前進あるのみ、心理学を学び、精神世界へ足を踏み入れました。そのうち直観力も自然に身につき、良きメンターに巡り合いました。 今思えば敵と思っていた存在が一番のメンターだったかもしれない。彼らがいなくて、ただの幸せな人生だったら、ここまで来なかった。 今、使命を実行できるのも彼らのおかげです。この場を借りて「ありがとう」