映画仕事人藤枝梅安をみた!
スゴいぞ!
大人の映画だ、これみたらすずめのお宿なんか赤ちゃんよ!
この映画の世界にアセンションは無いし
覚醒も神の啓示もない。
魔法も奇蹟もない。
アベンジャーズもセーラームーンもいない。
要するに救いがない。
信仰もない、神がいない。
世界は偶然と矛盾で出来ていて、人は憤りや、やるせなさを抱えながら、それでも生きる。
地獄の一丁目のような世界を生きる。
救いの無い世界を、正気の一部を閉ざし、残った少しばかりの正気を、拠り所に生きる
だけど、だけど心を鷲掴みにされる。
どこかが極めて共感する。
私は現代を生きていて、地獄の底を生きてるわけじゃないのに・・・
まるで我が事のように響く
それに食事シーンのど迫力
匂いをかじるし、温度も感じる。こんなだから味覚なんて当然のように染み込んでくる。
推しです。推し。
ここに日本がある!そう言う映画でした
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