網膜前膜+白内障/フラッシュバックする痛み

網膜前膜と白内障の手術を去年の11月に受けました。

術前の説明では痛みはほとんど無い。と聞いていました。

確かに術中に痛みは感じませんでしたが・・・

 

あれは退院して1週間が過ぎ2週目に入ろうと言う頃

左目の中にぐりぐりと器具を押し付けられていくような痛みを感じ始めました。

常に感じると言うわけではなく、時々でしたが。

何かをしたから痛みを感じると言うわけではなく、普通の状態でです。

あのころは眼帯をしているか、メガネをかけているかでした。

 

ああ、これは本来、手術の時に感じるはずだった痛みなのだ。

抑え込まれていた痛みが、吹き出しているのだ。

今なら、感じても安全。

と、体が判断したので、出してきているのだ・・

 

感じ始めた時には、痛みがいつまで続くのか?

とても強く不安に感じました。

とりあえずは自分で自分の両腕を抱え込んで、自分をハグ。

(ありがとう、良くこの痛みに耐えてくれたね)

(よく頑張った、私!)

(やっと、痛いって言えたよ、良かった。ありがとう)

 

痛みを感謝と共に流すようにしました。

感じても良い痛み、我慢しなくても良い痛み。

やっと表現できた痛み。

 

痛みを感じる事がある度に、

こういう言葉かけを自分にしていくと、いつの間に痛みは感じなくなっていました。

3周目にはもう、ほとんど感じなかったはずです。

 

今では痛みを感じる事があったと言う事さえ、忘れがち。

あの頃は、感謝出来る事を一杯探しました。

自分がどうなるか、はっきりしない。

ややもすると不安に圧倒されそう、そこから起き上がるために

ご飯が作れることに感謝、お風呂に入れることに感謝

たどたどしくとも文字が見える事に感謝

とにかくも、ひたすら感謝でした。

 

今振り返っても、ありがたい。

感謝すると、それが自分のパワーになる。

それは本当だと思います。

 

 

 

2 件のコメント

  • 裸眼でそこそこ見えるのがありがたいです。私はど近眼でしたので、ほぼ毎日コンタクト使用…帰宅したらどの強い眼鏡使用。

    その私が…手術終わったら、保護メガネの煩わしさにブツブツ文句言ってる…笑。
    見えればまた欲が出てしまいます。

    私も球後麻酔した左側がまだなんかスッキリしません。眼の周りもアザみたいに黒ずみがあります。まぁ、それも日に日に小さく薄くはなって来てますが。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    ようこそ、いらっしゃいませ。あなたが来てくれてうれしいです 振り返ってみると幼い頃の記憶は幼稚園の入園式から、それ以前はあやふやです。小学生の頃の夢は宇宙飛行士、中学生の頃は漫画家。けど誰にも言えなくて、もっと現実的な美術系の学校に行くことにしました。 でも、大学受験コケました。合格圏にいたはずの4年生大学を面接で失敗、その年は補欠の繰り上がりも無く、あえなく短大へ。人生の厳しさを知った春でした。ショックだった。でも今思うと、それは必然だったと思う。だって、その短大に行かないと出会えないと言う人が未来で待っていたから。いわゆる前世の恋人。 前世をトレースするかのように恋をして、同じように破局しました。私としては成就させたかったのだけれど・・ ここでも、ショックでフリーズした私を見逃さなかったのが実の母。 失恋の痛手で自己愛も自尊心も遥かにゼロに近くなっていた私は母の言いなりに見合いをして結婚してしました。 そこからが魂の修行の日々、過酷だったあ。 結婚して7年間は本当の自分を箱に入れて、母の言いなり、お人形のような生活に甘んじました。 7年目の早春、はっと我に返って唖然としました。 嫌いなものを黙って受け入れた人生は、大嫌いなもので満ち溢れていました。ウンザリしました。乳飲み子を含む三人の子どもがいて、介護一歩手前の祖父母がいて、しがみついて話さない母親、好みじゃない夫。 ここから私がもともといた場所までは遥かに遠い、地の果てまで飛ばされたかのようです。 ここから自分を取り戻していく泥沼を歩くような人生が始まりました。 手始めに人生で初めて母に「NO!」と言い、ついでに夫にも「これ以上子どもは生まないから。」と言いました。 弱い、と思っていた存在が逆らうと、ハチの巣を突っついたような気分になるようで、二人からの風当たりは強くなりました。 それでも後戻りする気はないし、前進あるのみ、心理学を学び、精神世界へ足を踏み入れました。そのうち直観力も自然に身につき、良きメンターに巡り合いました。 今思えば敵と思っていた存在が一番のメンターだったかもしれない。彼らがいなくて、ただの幸せな人生だったら、ここまで来なかった。 今、使命を実行できるのも彼らのおかげです。この場を借りて「ありがとう」