世界って思う以上に魔的なところなのではないかしら
私のイメージとしては映画アバターの中に出てくるジャングルをもっとオドロオドロしくした感じ。
美しい色で誘い、匂いで誘い、活き餌を蒔いて誘う。
下手をしたら、神だとか善だとか、正義も建前上はそれだけど、中身の奥の奥は別物、と言うのも本当かもしれないと思ってしまう。
捕食者たちは人に成長なんかして欲しくないし、ここから去っていって欲しくも無いのだろう。
一緒にラリっていようよ、美しい夢を見ようよ(その代わりあなたを食べさせて)
この世ってそういう世界かもしれない。
以前はそんなこと耳にしても、何を言う、と思っていたけど先を歩いていた人の言葉の重みを最近感じる。
誘惑が一杯の世界に、力もなく記憶もなく生まれてくる私たち。
無力だ。
罠や誘惑だらけの世界。
せめて記憶だけでもあれば良かったのに・・無い。
まるで一本の紐だけを頼りに深く潜水していくダイバーのよう。
へその緒はダイバート海上を繋ぐ命綱?いやいや、あれは切れてしまうからなあ。
魂にあると言うシルバーコードそれ?
【繋がっている】その確信を失ったら深く暗い海の底でたった一人だ。
寂寥とした気分にもなるさ
今の我々って、こんな感じなんじゃないの?
いつ襲ってくるか分からない深海魚から身を守ろうと全力を尽くすあまり、肝心なことを忘れてる
自分は酸素に溢れた世界からここに来ていると言うこと。
例えロープ一本でも繋がっている事
助けを求めればいずれ答えが返ってくると言う事、救助隊が猛スピードで降下してくると言う事。
なんで、私たちはこんな面倒くさいことをしているのか?
最初から海上にいれば、苦も無くのほほんとしていられたのに?
私たちは冒険家?変な嗜好の人たち?
私たちがここにいる理由は何だろう?
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